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中学生がふたり。

ゆず姉とハナは2つ違い。
今年は唯一「中学生がふたり」になった我が家。

8年間通った小学校とも1年間のお別れ。
といっても、モモの入学準備もあるのでせいぜい半年だろうな。

 

楽しいことが大好きで、何にでも首を突っ込みたがるゆず姉。
残念ながら母に似ておっちょこちょいが過ぎるし、とてもどん臭い子ではあるけれど、公平性があってリーダーシップも執れるので使い勝手(?)はいいと思う。

学級活動のほかに部活動、生徒会、習い事に塾もあるのでとにかく大忙し。
完全休養日には布団の中で溶けている。

 

こちらも同じく楽しいことが大好きだけれど、自分に自信のあるタイプではなく積極的に前に出ることは少ないハナ。
奉仕活動が得意で縁の下の力持ち。

ところが新学期早々、代表委員に立候補してきたというので驚いた。
もうひとりの代表委員が仲良しのしっかり者だったからというのも理由らしいが、完全にゆず姉の影響を受けている。
「すごく悩んだけど」という時点で革命レベル、選択肢にすら入れたことがなかったはずなのに。

母、ハグして「頑張ったねー!」といいこいいこ。
照れ笑いがかわいかった。

 

ゆず姉が中学生になってからの2年間は、当然ながら学校の話はそれぞれからしか聞けない。
思春期ど真ん中で疲れもあって、ハナに対してツンケンしがちのゆず姉。
喧嘩腰になることも多く、母が一喝することもしょうっちゅうだった。


それがハナの入学から10日あまり。
小さな話をお互いがつつき合って、共通部分があると一気に膨らんでいく。

友達、先生、勉強、行事、いくらでもネタは転がっている。
わからないことは先輩に聞いて!と言ってあるので話す機会も増えている。

2人で話してる様子が何だかとても新鮮だし、話題を共有できるようになってゆず姉のハナに対してのあたりがやわらかくなった。

 

ゆず姉の頑張りで後ろにできた道が、ハナの安心に繋がっている。
ハナのおかげでゆず姉の頑張りがよく見える。
「いいもの残してますなー、先輩!」とゆず姉に声を掛けたら、得意気に笑っていた。

ゆず姉から聞いていた学校の話を実際に目の当たりにして、ハナの興味は一気に広がった。
「ウチのキャラじゃないよねー」なんて言うけれど。
本当はやってみたくて仕方ないんだよね、ちょっと不安なだけで。

だから言っておいた。
「今年はまだ姉ちゃんがいるし。先生方も、友達もたくさんいる。あんたのまわりには助けてくれる人がいるんだから大丈夫。やりたいことは何でもやってみればいいよ」って。

これから先のキャラの心配なんて、いらないよ(笑)
新しく作っちゃえ!

 

前期委員の任命式。
生徒会側のゆず姉は任命される委員の名前を呼ぶ担当で、代表委員のハナは呼ばれる側。
前日にはリハーサルがあった。

生徒会の子たちがやらかしたこと、面白かったこと。
帰ってくるなり身振り手振りで教えてくれるゆず姉と、それを別のところで見ていたハナの話と、3人で大笑いした。
ゆず姉ひとりから聞いているより、ずっとずっと面白い。

「大きな声で返事してくれないと、次の名前呼べないから困るんだ。ハナなら大きな声出すの得意だし大丈夫だと思う!出して!」
そんなお願いをするのも珍しい、いい感じだね。

かいがいしくハナの世話を焼いてた頃の顔。
姉ちゃんがどこまでいっても姉ちゃんだから、ハナは心強いね。

 

朝から「緊張するー」と出て行ったハナ。
任命式までまだまだ時間があるのに、1日大丈夫だろうか?
初めてのことだから、楽しんでくるといいね。

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