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まぁ なんだかんだ いつも明るい 私たちの暮らし

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言語化できるようになるまで。

不登校になってからの2年半。
ハナとは本当にいろいろな話をしてきた。

難しい話が苦手で、自分の気持ちを言語化するのも苦手で、二言目には「ウチよくわかんない」と言ってしまう子だったから。
本当に大切なことこそ言葉を砕いてしっかり教えたけれど。
そうじゃないことは、ゆず姉ほど向き合う時間を取ってこなかった。

 

話していて印象深かったのは、幼い頃のこと。

 

  • ワンピースを着てくるくる回ると、裾がひらひらして面白かったこと。
    ひらひらが見たかっただけで特にワンピースが好きだったわけじゃないこと。
  • 雪道で人のうしろを歩いている時は、前の人が踏んだ場所を踏みながら歩いていること。
  • 元夫は何を考えているのかわからなかったこと。
    いつ怒り出すかわからなくて恐怖の対象だったから、モモの付き添い入院で母がいない時はつらかったこと。
  • それでも怒らせたら怖いのはお母ちゃんだったこと。

 

などなど。
親の目で、勝手に「きっとこうだろう」と考えていたことが全然違って驚いた。

 

そのくせに自分が言ったことは忘れていて。
今の今まで、私がその言葉に縛られていたことに気づかされたり。

クセが強くてちょっと扱いにくい。
「ゆず姉と比べて育てにくい子」という認識だったのは、自分の姿を見ているようだったからなのか。
ちょっと個性的な考え方と感じた部分が、実は私とよく似ていたり。

 

ハナとの付き合いは15年を過ぎたけれど、子育ては奥深い……というか、子育てに正解はない……というか。
完全攻略のない面白さとやり甲斐。

 

ハナじゃないけれど。
親が恐怖の対象だった私は、子どもたちにとにかく安心して笑って過ごして欲しいと思ってた。
(離婚という形で叶ったことの是非はあるかもだけど)

子育てのモットーは「おもろい子を育てる」で、ゆず姉もモモもそれぞれいい感じに個性を発揮してくれてる。
内弁慶のくせに被っている猫はズル剥けだし(笑)

 

大人サイズになったゆず姉とハナを見て、いくつになってもかわいいものだと思う親バカ。
親なんてそんなものかな。

3人も育てさせてもらえて嬉しいなぁ。

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