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薄味ごはんの功名。

ハナのこと。

 

小さな頃から味覚過敏で、ちょっとパンチのきいたおかず類は受けつけない。
例えば、市販の餃子やスープ類。
風味の変わったものは「口に合わない」と言って、二口目以降食べずに残してしまう。

「おいしくない」「まずい」と言って口から出していた頃を思い返すと、随分と大人の対応をできるようになったものだと感心する。


元々、私の作るごはんは薄味だった。
薄いならあとから足せばおいしくなる可能性があるけど、濃すぎたらどうにもならないから。

母が思い切りのいい味つけをする人だった……
(時々大失敗するのよね、あの人)

 

これがなかなか好都合で。
ハナに合わせた味つけで作っておいて、濃いめが好きなゆず姉は醤油、塩、コショウでプラスする。

自宅でのごはんは、これでだいたいうまくいっていた。

我が家は、ハナに限らず三姉妹そろって偏食だけれど。
こういう子がいると外食はハイリスクになるし、行くお店も限られてしまうのがつらいところ。


「なかなかラクできないな」

そんな時期を経て、これまた離婚してからのことだろうか?
少しずつ味覚が大人になってきたハナ。
以前ほど極端に嫌がることが減ってきて、同じものを食べられる機会が増えてきた。

 

食感にもこだわりが強くて、少しでも固いお肉はすぐにティッシュに出してしまう子だったのに。
「おいしいね!」と積極的に箸を進める姿もチラホラ。

選べる食材、味つけが増えて、我が家のごはんにバリエーションが増えた。


残飯に何度も何度も心が折れながらも、「口に合わないものはしょうがない」にたどり着いた自分偉い。
「お母ちゃんの作るごはん、サイコー!」にガッツポーズの日々。

 

昨日のハンバーグは、我ながらおいしかった。
普段は及第点のごはんに満足しているけれど、絶品花マル(´∪`○)

やっぱり毎日は疲れるんだけどね(笑)

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