三学期が始まるやいなや、まとまった雪の日が続いた札幌です。
幼稚園のグランドには小さいながらも立派な雪山が作られていて、子どもたちが楽しんでいる様子が見られます。
ジャンプスーツに身を包んだ、丸々としたフォルムの幼児たちが雪山から転がってくるのはかわいいよ(笑)
雪国の子どもたち、とても逞しいです。
冬のお外遊びに最適なのは、年明けの今。
- 雪がしっかりと積もっていること
- 解けないこと
しっかり積もっていなければ、遊ぶには足りず。
解ける時期になると雪山に埋まったり、防寒着がビチャビチャに濡れたりといいことはなく。
積雪量と気温によっては12月もじゅうぶん遊べますが、幼稚園でも学校でも積極的にお外遊びをするのは1月下旬から2月中のことです。
この短い期間を思い切り楽しんでもらうために、数年振りに米そりを作ったのでレビューしちゃいます!
雪山遊びで使う「米そりの作り方」
米そりの材料
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米袋・もしくは同じくらい丈夫なビニール
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レジャーシート(なくてもいい)
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ダンボール
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バスタオルやスポンジなど
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布テープ
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PPロープ
本来、米袋は10kgを用意します。
我が家は5kgしかなかったのですが、三女は小さいのでこのサイズでも大丈夫そう。
写真には両面テープも入っていますが、今回は使いませんでした(。-人-。) ゴメンネ
米そりを作ろう
まずは、米袋の中に入れるダンボールのサイズを合わせます。
あとでバスタオルも入れるので、幅は気持ち小さめにしておくといいでしょう。
米袋はあとで折り返すので、ダンボールの長さは袋より10cmほど短めにします。
次にダンボールのサイズに合わせて、バスタオルをたたみます。
厚手のスポンジや梱包用の緩衝材(プチプチ)でも大丈夫ですが、使い古しのバスタオルなどがあればそれでOKです。
で、ダンボールとバスタオルを入れたら折り返します。 ここまでできたらこれは一旦おしまい。
次にPPロープでそりの持ち手を作ります。
1本だと細いので編んで太くしますが、私は2本×3束(計6本)で三つ編みをしました。
できあがるとこんな感じ、幅1cm程度の平べったい綱になります。
持ち手を米袋とくっつけます。
折り返した部分に巻き込んで布テープをペタリ、引っ張っても抜けないように中で一度縛ってもいいですね。
米袋(というかダンボール部分)の前部分に穴をあけて、反対側で結んでもOK。
一般的なプラスチックソリの紐の取りつけ方と同じですね。
その場合は、中のダンボールを長めにしておく必要がありますよ。
米袋の幅に合わせて、レジャーシートの縦横の余計な部分をカットします。
カットしたらあとは巻き巻きペタペタ、米袋にレジャーシートを張っていく作業ですよ。
持ち手が引っかかったのでカットしましたが、そこから裂ける可能性があるので補強が必要かもしれません。
写真にはありませんが、角に布テープを貼って補強したものを持たせました。
ホッキョクグマのそり、完成です(´∀`∩
裏の重なりを気にし過ぎてクマさんのお顔が見切れてますが、ご容赦。
紐の長さは縛って調整できますが、ちょっと長いかな。
見えるところの布テープは、カラーのものを使うとちょっとかわいいです。
裏(雪に接する)面に貼り過ぎると、滑りが悪くなるので気をつけて!
私は表面にハート型に切り抜いたピンクの布テープを貼ってデコりました。
ちなみに最初から米袋を裏返して使い、油性マジックでイラストを描く人もたくさんいます。
子どもの好きなキャラクターで作ってあげると喜ぶんですよ。
最後にまとめ
お外遊びがあまり好きではなかった三女ですが、今年は寒さも冷たさもものともせずに走り回っています。
心臓の調子がいい証拠であり、きっと体力もついたんですね。
おたよりによると、三女の幼稚園は「プラスチックのそり、米そり、どちらでもOK」とのこと。
プラスチックのそり=ヒップソリ。
シーズンオフに片づけておく必要がないこと、子どもの興味に合わせて毎年作り変えられること。
この2点で我が家は米そりを選びました。
かかった費用
そこらへんにあったものを使ったので、下記3つは0円。
- 米袋・もしくは同じくらい丈夫なビニール
- ダンボール
- バスタオルやスポンジなど
すべて百均でそろえたので1つ110円、布テープは1色で十分なので計330円。
- レジャーシート(なくてもいい)
- 布テープ
- PPロープ
とってもお安く済みますし、作業時間も10~15分くらいでしょうか。
小学校でも低学年のお外遊びでは「持ってきてもいいですよ」と言われることもある米そり、ちょっと大きな子でも楽しく遊べます。
雪国のお外遊びにいかがですか?