抜管成功。
次はハイフロー(高圧酸素)
点滴は13本→10本になり、輸血も終わっていました。
抜管したので鎮静も少しゆるめ……とはいえ長く起きているとバイタルも乱れます。
LAP(左房圧)は一桁がいいと看護師さんから聞きました。
今は起きている時に12~15mmHg、30分以上起きているようなら寝てもらうらしいのですが、少しモゾモゾならOK。
うっすらと目を開けました。
SpO2は80台前半で、顔にチアノーゼはありますが落ち着いています。
こちらも、起きていると70台後半まで下がります。
順調ですが、さすがに「明日病棟に上がっても管理できるくらいになりました」と言われた時には驚きました。
そんなに早いものなの?
「ノーウッド手術」と、「ノーウッド・グレン手術」の術後の違いについて、心臓カテーテル検査の時に小児循環器Y先生に聞いてはいたんです。
素人的には2つの手術をくっつけた分だけ術後が長くなる……という感じがしますが、決してそういうわけではなくて。
術後の立ち上がりさえよければ、ノーウッド・グレン手術の方が管理はしやすいんですよね。
「ノーウッド手術」は「ノーウッド・シャント手術」という形になります。
肺動脈を大動脈に作り替えることで、肺へと血液を送る血管がなくなってしまいます。それをシャント(人工血管)を入れて肺血流を作るので、体血流とのバランスを取るのがやはり難しく。
グレン手術をあわせてやると、シャントを入れずに直接上大静脈を肺動脈へ繋げることで、肺血流が多くなり過ぎることはないのだと。
同じ説明をY先生の他に、看護師さんからも聞きました。
看護師さんの方が、私達がわかりやすい言葉選びをしてくれるっていうのは、あるあるですね(笑)
元々医療従事者ではないので、特に心臓のことなんてとても難しいです。
小児科に戻るのか、循環器外科に上がるのか、まだわかりません。
通常なら循環器外科に上がるので、そうなると即付き添い開始になってしまいます。
小学校はまだまだ冬休みです。
心と身辺の準備が必要です。特に子どもたちの宿題や自由研究が。
頑張れ、私!
頑張れ、モモ!